2018-19年度パリ―・ラシンRI会長は、会長テーマ「BE THE INSPIRATION(インスピレーションになろう)」を掲げられました。

あわせて、次のとおり新ビジョン声明が発表されました。
「私たちロータリアンは、世界で、地域社会で、そして、自分自身の中で、持続可能な良い変化を生むために、人びとが手を取り合って行動する世界を目指しています。」


国際ロータリー中川基成ガバナーはスローガンとして「ロータリーを学び、実践し、発信しよう;Enjoy Rotary」を掲げられました。

世界に広がるロータリーの価値や素晴らしさを正しく理解して、社会や世界に対して新しい息吹を吹き込み、ロータリーをともに楽しんでいただきたい。
地区運営として、学び、実践及び発信の観点から、世界に良い変化をもたらすために皆様とともにロータリーの価値を共有し奉仕する人々の輪が広がり、それぞれのクラブが柔軟に個性を発揮して活性化し一層活躍されるようにお手伝いをしていきたいと結んでおられます。


RI第2650地区 2018-19年度 京都山城ロータリークラブ会長の挨拶

会長画像

  会 長 方 針

 時代の急激な変化とともにロータリーに対する地域社会での存在感は、希薄になっていると考えます。奉仕する団体等はNPO法人に代表されますように大きな広まりとなっていますが、実に113年の歴史のもと、200以上の国と地域に120万人以上のロータリアンが奉仕活動を実践するなかの一人である事を認識し、自信をもって活躍されますよう期待いたします。

 バブル期に急激な広がりを見せたロータリークラブも、都市圏は別格として周辺地域クラブは閉塞感を感じる状況は禁じ得ないと考慮します。

 人口減少時代に入り少子高齢化が進捗し尚且つ、東京一極集中が進む日本社会であります。自治体にありましても、2000年には3232市町村が今や1718自治体へと行政の効率化を目指し、自らの身を削る合併が進められました。時代の変化に先見性をもって応え、社会のニーズに的確且つ柔軟に対応するクラブとして、刷新できる機会でもあります。

 私は、京都山城ロータリークラブの実態を直視し、この事への解決策を計画的に取り組み、魅力あるクラブとして、存在価値の向上に努める事が喫緊の課題であると考えます。

 奉仕活動が実施できないクラブは、クラブとしての存在価値が乏しく、自信を持って誇れる活力に満ちた奉仕活動を展開する事が必ずや会員数の増加とクラブの地位向上及び発展に寄与すると考えます。

 数年で減少した会員数の増加に、全会員が意欲を喚起し、熱意で以って取組み、奉仕団体としての向上に努める事が重要であります。長は決して偉い立場ではありません。苦しい立場である事を再確認し、会員皆様と横の繋がりである事を基本として、総力を結集して取組み、クラブの発展を目指して頑張ってまいりましょう。

クラブの活動方針


1. 会員増に取組み奉仕活動を通じてクラブの活性化を。
*魅力あるクラブとは会員規模が重要であります。数年で36名の会員数が23名になりました。この事は止むを得ない事情が集中し、結果として運営上、経常経費が硬直化し、奉仕活動が充分実施できない状況となっています。数年で減少した会員数の確保が一番の課題であります。その事は奉仕活動が可能となり、クラブの魅力が増加し、地域との繋がりが大きくなると確信します。会員一人ひとりに課せられた重要な問題と捉えていただき、共に努力を重ねてまいりましょう。

*クラブ例会を毎月第1、第2及び第4水曜日とし、年36回としました。可能な限り例会に出席し、親睦を図り、卓話を通じて知識の向上並びに奉仕活動への意欲を高めましょう。

2. 奉仕活動に参加し、地域で魅力ある人財として活躍を。
*職業及び地域社会での活動を通して奉仕し、ときには地域のリーダーとして活躍することでロータリアンとしての公共性を向上させることが重要です。大いに積極的に参画しましょう。
*ロータリアンとして、人道的奉仕事業に参加し、地域社会・国際社会に可能な限り貢献しましょう。
*ロータリー財団等への理解を深め、地区補助金上限額を使用した奉仕活動を企画するための寄付を奨励しましょう。
・ロータリー財団への寄付(一人当たり180ドル以上)
・ポリオプラスへの寄付(一人当たり30ドル以上)
・米山奨学金への寄付(一人当たり24,000円以上)
・ロータリー希望の風奨学金への寄付(一人当たり5,000円以上)を奨励します。

3. 奉仕活動を実施し、公共イメージの向上を
*1990年創立記念事業として、福島県三春町にある国の天然記念物に指定されている滝桜の子孫幼木をエリア内10か所に多数植樹し、毎年会員全員で手分けし施肥等を実施し手入れを重ねてきました。毎年綺麗な花を咲かせ多くの人々に楽しんでいただいています。
しかしながら、枝が垂れ下り見苦しい姿の桜や、保育園では、庭の邪魔になっている枝等根本的な棚の設置を強く望まれている箇所があり、地区ロータリー補助金を活用させていただき、棚の設置事業を実施し、多くの方々から喜んでいただき、広報を通じて公共イメージの向上に寄与したいと考えています。
桜の根元には「幾百年淡い紅色の花が滝のように咲き乱れる姿を後世に引き継がれる事を願っています」とクラブ名を記載した石碑が設置されています。
*テリトリ内には多くの障害者通所更生施設が運営されています。これらの施設に通所されている利用者様同士及び職員が一同に会して交流する機会に恵まれていないのが実態であります。今日まで2年毎に4回クラブが主催して開催し、非常に意義ある交流会と喜んでいただき期待をされています。本年も同様に交流会を企画し、人道的な奉仕事業としてクラブ公共イメージの向上に努めてまいります。
*クローズされているクラブのホームページを再開し、時代に沿った広報機関として充実させ、若者世代にも共感していただけるクラブとして広報してまいります。

重点事業
*地区補助金を活用し、記念植樹「滝桜棚設置事業」に取組みましょう。
*通所施設障害者等交流事業を実施しましょう。
*奉仕事業充実のため、会員増強に取組みましょう。
*クラブの公共性向上のため、ホームページを充実しましょう。
*ロータリー財団寄付をはじめ、地区奨励金寄付等を奨励しましょう。


例会のご案内

2018-19年度RIテーマ2018-19年度国際ロータリーテーマ
RI会長  バリー・ラシン氏
「インスピレーションになろう」

国際ロータリー第2650地区ガバナー

2018-19年度国際ロータリー
第2650地区スローガン
ガバナー 中川基成氏
「ロータリーを学び、実践し、発信しよう; Enjoy Rotary」